男女別グラフの作り方☆

こんにちは!今日は、Excelを使って新聞や教科書に載っているような年代ごとの人口分布グラフを作成する方法を教えます。これ、ちょっとした工夫が必要なんですよね。Excelには直接このグラフの種類がないので、自分でカスタマイズしていきます!

データ

データはこのようにします。

0代151120
10代187114
20代146116
30代138155
40代130173
50代187120
60代138200
70代165194
80代195149
データ

じょうごグラフ?

まず、Excelには「じょうごグラフ」という新しい種類のグラフがあります。アイコンを見ると、今回の目的に使えそうな感じがしますが、実際には使えません。このグラフは1系列しか描けず、左右完全に対称のグラフしか描けないからです。うーん、残念。

横棒グラフ

そこで、今回は「横棒グラフ」を使ってみましょう。横棒グラフなら、2つの系列を並べて表示できます。ただ、単純に積み重ねるだけだと、データがわかりにくくなりますよね。特に、女性のデータだけを見たいときに困ります。

どうしたいかというと、0を起点に男性は左、女性は右に大きくしたいんです。つまり、男性の数値をマイナスにして、女性の数値はそのままで描けばOK!そうするためには、元データの男性のデータに-1をかけて、すべてマイナスに反転させます。

データを加工する

次の手順で進めていきましょう。

まず、元データの男性のデータを-1をかけた値に変換します。形式を選択して貼り付けの乗算を使うなど、効率よく変換していきましょう。

マイナス記号を表示しないようにする

グラフに表示する値にマイナス記号を入れたくないですよね。
そのためには、元のデータになる部分で、表示形式タブのユーザー定義で「0;0;0」と入力します。
実際のデータはマイナスなのに見た目だけマイナスを消すことができます!

グラフを作成

このデータで横棒グラフを作成するだけです。

すごい!できましたね!
あとはデータラベルで値を表示したり、グラフを見やすく変更しましょう!

まとめ

今回、Excelで一見簡単に作成できそうなグラフでも、実はデータを加工する必要があるケースを紹介しました。特に、新聞にあるようなグラフをExcelでそっくりに作るのは難しいことがわかりましたね。データを加工してグラフを作るときは、グラフ用のデータを別に用意することをお勧めします。本当のデータはマイナスではなくプラスなので、グラフを作るためだけにデータを加工するんです。

この方法で、見やすいグラフを作成してみてください!一緒に頑張りましょう!